キヌア、チアシード、その他諸々成長記録

海と山の町にて、キヌアとチアシード、その他諸々野菜を育て 漬物作りに山海遊び、たまーに野生の獣とも奮闘しつつ 田舎だから出来ることをやっています。 みなさんものんびり田舎暮らししてみませんか? このブログでは、キヌアとチアシードの成長記録を中心に、 色々な体験を綴っていこうと思います。

キヌア畑の準備と土地柄

キヌアの苗と気温が落ち着けば、畑に植え付けします。
その前に
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こちら金柑です。
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そしてレモンの木。
それからミカン、文旦、夏みかん、
ばんぺいゆ、はるみ、八朔、柚子、せとか。

ここは一年中柑橘の町。小さな山からすぐ海を臨む町です。
年中日当りもよく、降水量も比較的少なめ。気温も一年を通して割と安定しています。

柑橘づくりの町とキヌアって意外と相性いいんじゃないか?と言うのが僕のキヌア作りの始まりでした。
と言うのも、キヌアが作られるアンデス山脈もここも山地で、水はけと日当りのよい土地。
砂地も多く、潮風のお蔭で気温も冬も暖かく、夏は涼しい。

目指すは生食用の「サラダキヌア」ではありますが、
種どりももちろんしたいですし、環境が良いことに越したことはありません。

気になるのは酸性度。うちでは他の作物を作るときもそうですが、多少おおめに石灰を撒いています。
キヌアの畑の下準備にももちろん石灰をしっかりと。それから窒素分の肥料を撒いています。
キヌアには窒素、それからリンがよいようですね。しかし、あまり多いと生育が悪くなるようです。
今回は1㎡あたり窒素分を10g程度にしています。

ホームセンターや種苗屋さんに行けば、石灰窒素と言うものも売っています。
が、知り合いに聞く限り上級者向けと言う事を聞いたりもします。プランターなどは特に使い方に注意したほうがよさそうですね~。

石灰と肥料を撒いて耕耘するわけですが、土中の空気もたっぷりと含ませた方がよいようです。
うちは畑ですので、耕運機で3~4回しっかりと混ぜてふわふわの状態にまでしています。
プランターの場合は何回かふるいにかければ良いかと思います。

・水はけのよい砂地
・酸性度の調整と肥料の量
・しっかりと耕耘する

ここらがポイントのようですね。

では、春一番も来ましたし寒暖の差も激しくなりますので、皆様も風邪など召されぬようお気を付け下さい。

2/14

2/14と言えば、そう、2(に)1(棒)4(し)で煮干しの日ですね。

キリスト教圏では聖人がなんたらかんたららしいですが、日本にはあまり馴染みがありませんね。はい。

やはり日本人に馴染みのある煮干しの話をしましょう。

 

我が家では毎朝、煮干しで出汁を取った味噌汁を頂いています。

鰹節やサバ節やコンソメ、鶏ガラ、etcと色々出汁はあるわけですが

朝は煮干しの味噌汁が一番おいしいと思います。

ちゃんと前日のうちから水につけておいて、朝に取り立ての出汁で頂くわけです。

他の出汁より手間いらず、しかし最近は煮干し出汁を取る家庭も少ないそうで。

 

煮干しはカルシウムが牛乳の20倍、鉄分やビタミンDも豊富と言われています。

よく言われる魚臭いと言うのは、煮干しの脂分の酸化なので、

脂が溶け出さない様に水出しすればいいらしいです。

 

とにかく楽なんですよね、最近はインスタントの味噌汁もかなりおいしくはなっていますが

やはり手作りのお味噌汁と言うのはおいしいものですよ。

 

残った煮干しはペットの犬猫のご飯にやるもよし(ウチはコレ)

佃煮や煮物に入れるもよし。揚げて南蛮漬けなんて手もあるらしいですよ。

 

おいしい煮干し、栄養たっぷりの煮干し

具材は残り物の野菜なんかでいいんです。みなさんも是非、朝は煮干しの味噌汁を!

チアシード3週間目

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チアシードもかなり芽が大きくなってきました。
発芽率もかなり高く大当りですね。

もう少し大きくなれば間引きして、ポッドに植え替えます。
食べられるのかな?
もし食べられれば、チアスプラウトとでも呼べばいいですかね?

畑の方もそろそろ準備して行かないとですね。
ヨトウムシが怖いですが、第一弾は無農薬で。
コーヒー殻は撒いてみます。効果あればいいんですが…

水菜とたくあん

お隣の子どもさんと一緒に漬けた水菜です。
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水菜の塩漬け、大体重量の3%の塩で漬けるのですが
うちでは5%入れてます。
3~4日で食べ頃、ぬるま湯で好みに塩抜きして
ごまや鰹節、ちりめんじゃこで和えて食べます。
先日エゴマを頂いたので、エゴマ和えも試しましたが、
これはかなりおいしかったです。
シャキシャキ感を残したまま日持ちもするし
簡単にできますし、普通のご家庭でもおすすめします。

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それから沢庵漬け。
うちでは干し大根にしたものではなく、
採ったものをそのまま塩漬けにしてから作ります。
1樽15㎏で、今の時期は常に2樽はキープしています。
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こちらの沢庵を桜で燻製にしたものを作ったのですが、
これはかなりの好評でした。

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今が季節の梅の花。実が成ればこちらも梅干しにします。
この時期が一番綺麗ですね~

三寒四温

今日からしばらく暖かいですね。

春に向けて、キヌア、チアシードの苗作りは順調です。

ビーリーフはそこそこ芽が出て、茄子の苗作りも始めました。

畑の水菜も順調、ウコンも植えています。

 

いきなりですが、ナメクジ対策を。

紙コップに米ぬか適量、殺虫剤適当を入れて混ぜ合わせます。

ナメクジの来そうな場所、じめじめした場所や家庭菜園ならプランター周りに

その紙コップを横にして置いておびき寄せます。

野菜そのものに殺虫剤をかけないので、農薬を使いたくない家庭菜園などの

小さなスペースならこれがオススメです。

 

さて、来週末は地域の方たち、子供たちと一緒に

芋植え体験を予定しています。

苦土石灰でphを調整したり、肥料を混ぜ込んで準備しているところです。

 

土いじりをすると、体の中の静電気が放出されることにより

子供も大人もストレス緩和になるとかならないとか・・・(笑)

なんにせよ、太陽の下で体を動かして、健康に悪いはずはありません。

 

野菜作りに限らず、モノづくりというのはやはり

感覚やセンスも必要なのでしょうが

理屈、道理が合ってこそうまくいくものだと思います。

 

なぜそうするのか、なぜそうなるのかをきちんと答えられるよう

日々勉強不足を痛感しながらではありますが、これからも努めて学んでいきたいですね。

はつかねずみ

実は今まで投稿したキヌアの写真の前に

50粒ほど種まきをしたものがあったのですが

発芽直前~後くらいに、はつかねずみに食い荒らされてしまいまして。

 

我が家のビニールハウス①は気密性が低く、ねずみやナメクジがよく入ります。

殺鼠剤や殺虫剤は余り撒きたくないというのもあり、

対策がおろそかになった結果ですが、あまりのショックに写真を撮り忘れたほどです・・・

 

先日投稿したベビーリーフも、半分はナメクジにやられており

プランターを棚の上に置き換えたり、気密性の高いビニールハウス②に移動したり

「農薬」の2文字が頭をよぎっては消え、よぎっては消え・・・

 

そんな時TVの特集で、丁度害虫対策の話をしていまして

特定の害虫の天敵=(農家にとっての)益虫を、益虫の好む囮用の野菜でおびき寄せることにより

無、減農薬かつ作業負担も減らせる農法として紹介されていました。

 

相性のよい植物を隣同士に植えて、虫害を抑えるやり方もありますし

日々新しいことをどんどん勉強しないとですね。

 

キヌアと相性良さそうな植物ってなんだろう・・・

新しいことを始めると、課題は山積みです。

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こちらは大きめのポッドに移し替えたキヌアです。

一日しかたっていませんが、高さに差が出ています。

移し替えていないものと比べ、5㎜は差がありますね。

最低気温が5℃を越えれば畑に植え付け予定。 しばらくは週間天気予報とにらめっこです!

キヌア3週間目

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今日からはリアルタイムの写真、
種まきから3週間目です。

発芽してからの成長は眼を見張るほど早く
一日毎に、天気のよい日はたった半日での違いに
一喜一憂できるほどです。

普通キヌアと言えば種の部分を脱穀、精製して食べるのですが、
この苗たちは、例えば水菜やホウレン草のように
「サラダキヌア」として
葉を食べられる様に育てたいと思っています。

葉の中にも、種に勝るとも劣らずの栄養素が
含まれているそうです。

粒状って、食べやすいようで意外に使いにくく
料理に使うのを忘れたり、余らせてしまう事も多く
(※個人の感想です)
サラダのメインなら忘れようがないと思いまして(笑)

上手く出来れば「サラダキヌア」を使った
色々な料理にも挑戦したいと思っています。

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ビーリーフの芽と共にさようなら~♪